人生の晴れ舞台の1つである結婚式。
結婚式を挙げるとなると、色々準備が忙しないですが、その中の1つに参列者の選定があります。
自分たちの結婚式に誰を呼ぶかを決めなければなりません。
この参列者の選定が意外と大変で、私も少々苦労した思い出が...。
今回は、自分の経験談を交えつつ、参列者の選定において気を付けることを紹介していきます。
親族のみ or 友達も呼ぶか
まず、誰を呼ぶかの注意点などをお話しする前に、結婚式の参列者関連で、一番最初に決めることは、親族のみにするか友達も呼ぶかです。
これをどうするかによって、参列者はもちろんですが、結婚式会場選びにも大きく影響します。
親族のみであれば、大きな会場にする必要はなかったり、少人数での開催になるので、沖縄やハワイ、グアムなどのいわゆるリゾート挙式がしやすくなったりします。
逆に、友達も呼ぶとなれば、リゾート挙式は難しいので、地元や都心での開催となります。
親族のみの開催だけど、本当に仲の良い友達2~3名だけ呼ぶようなパターンもあり、かなり形式が柔軟になってきている印象です。
挙式のスタイルもかなり変わってきており、昔は、友達も呼んで盛大にやるのがあまり前のようでしたが、現在、周りを見ると、親族挙式の人がいたり、結婚式をせずに、フォトウェディングだけにしたりと、時代の流れを感じます。
どれを選んでもいいですが、夫婦2人、また結婚式に関しては、親にも確認しておいた方が無難でしょう。
参列者選定の際に気を付けるコト
さて、参列者を親族のみにするか、友達も呼ぶか決めたら、次に気を付けることをいくつか共有してきます。
基本的には、親族のみではなく、友達を呼ぶ前提の記載になっていますので、その点ご了承ください。
性別制限の有無
この参列者の性別についても時代とともに、変化してきています。
要は、新郎の参列者は男性のみ、新婦の参列者は女性のみにするかどうかです。
昔は、参列者は同性が主流でしたので、祖父母・父母世代は、その意識が強いかもしれません。
ただ、最近の結婚式は、全く性別気にせず、招待している式の方が多いような印象すら受けます。
祖父母・父母世代が、性別の部分を非常に気にするなどがあれば、事前に確認を入れておいた方が良いかもしれません。
私のケースですが、最初はできるだけ同性のみにしようと思い、参列者のリストを作っていたのですが、男女混同で仲が良いグループもあり、その場合、同性のみにすると、テーブル構成が難しくなり、最終的に、性別制限を撤廃し、呼びたい人を呼ぼう!となりました。
グループ・テーブル分け
ここでの"グループ"は、参列者の中で、いくつかのグループに分かれているかと思います。
例えば、「高校の友達」「大学の友達」「職場の友達」「地元の友達」などの各グループを指します。
結婚式の参列者のテーブルスタイルには、長テーブル型と丸テーブル型の2つがあります。
長テーブルの場合は、各グループをなるべく固めるものの、1つのテーブルに各グループが混在する形になります。
テーブル分けで難しいのが、丸テーブルの場合です。
ある程度規模の大きい結婚式(60人以上など)になると、丸テーブルが採用されることが多いです。
丸テーブルの場合は、1つのテーブルに5~6人が座ることになります。
全てのグループが5~6人であれば、問題なく、テーブル構成ができるのですが、グループの中には、2~3人になってしまうこともあります。
その場合は、どこかのテーブルにその2~3人を入れるしかないです。
その場合、新郎新婦の知り合いとはいえ、赤の他人と同じテーブルになるので、最初はある程度気を遣うことになるでしょう。
相性の良さそうなグループを選び、そこにうまくくっつけることが必要になります。
あまりにも世代が離れていたり、趣味嗜好が異なるグループにくっつけると、全然話が盛り上がらず、せっかく結婚式にきたのにいい思いをせずに帰らせてしまうことになります。
そのため、予め、別のグループと混合になる場合は、それぞれに混合になることを伝え、どのようなグループなのかを事前共有した上で、当日を迎えるなどの配慮をした方が良いでしょう。
新郎と新婦のバランス
新郎が呼ぶ参列者の数と新婦が呼ぶ参列者の数はある程度同等数にすることが多いです。
特に決まりではないので、気にする必要はないですが、あまりにも差があると、見え方が気になるのではないでしょうか。
そのため、お互いが呼びたい人数を洗い出し、人数の少ない方になるべく合わせていく形がいいかもしれません。
優劣をつけるわけではないですが、人数調整のために、呼びたい優先順位をある程度決める必要があります。
人数の多い方に合わせる考え方もありますが、親密度が高くない人(呼びたくない人)にも声をかけるのは結構しんどいです。
なので、声をかける前にお互いのバランスを調整しましょう。
全員がこれるわけではない
声をかけたら、全員が全員これるわけではありません。
私も結局、声をかけた人数の中で、1~2人はこれない友達がいました。
理由は様々ですが、妊娠中で動けない・里帰り中・海外にいる・別の結婚式と被っている・大事な仕事が入っている・お金がない、など多岐に渡ります。
また、すぐに返事が出せない人がいたり、意外と思ったように進まないです。
そのため、想定していたテーブル分けが崩れることがあります。
そのため、呼ぶか迷っていた人に新たに声をかけたり、などの代替案をある程度決めておく必要があるでしょう。
結婚式に誘うときって、結構緊張するんですよ。
「仲良いよね?誘ったら来てくれるよね?」と思う一方、「あれ?結婚式にわざわざ来てくれるほどの仲じゃないのかな?誘ったものの大丈夫かな」とか色々思います。
声をかける優先順位を決める
声をかける時は、一気に声をかけるのもいいですが、優先順位をつけて順番に声をかけることをおすすめします。
というのも、前述しましたが、誘ったけど来れない人も出てきますので、それに応じてテーブル分けや呼ぶ人に変化がある可能性が否めません。
そうなった時に、段階的に声をかけていれば、都度修正をすることが可能です。
「一度誘ったのに、やっぱりナシ」なんてことは絶対NGです、これをしてしまうと、今後の友達関係にも大きな溝が生まれます。
誘ったのに、撤回するなんて、そんな失礼極まりないことはないです。
なので、一度誘ったら、絶対に撤回はしない、と強く心に決めましょう。
具体的に、よく行き詰まるケースとしては、仲良し3人グループ(自分を除く)を招待したけど、1人はOKで、1人は返事待ちで、1人はNGと回答が分かれた場合、次にどのようなアクションをするのかです。
返事待ちの1人がNGだった場合、グループの中で1人しか来れなくなるので、グループ内の他に仲の良い人を誘ったりなどを考える必要があります。
参列者に誰も知り合いがいない状況は中々辛いです。
もし、他のグループにも一斉に声をかけていた場合、他のグループでも同様のことが起こったり、人数の調整が難しくなります。
グループごとに優先順位をした場合、他のグループで並行してこのようなことが起こることは避けれますし、他のグループを丸々1つ誘つのをやめて、上記のグループ内の他の人を探す人を優先することも可能です。
調整のしやすさを考えると、1つ1つグループをある程度固めてから、次のグループを誘うことをおすすめします。
会社の上席
参列者として、会社の上席の方々を呼ぶかどうかも相談事項の1つです。
例えば、新婦は会社に属していないため、上席などがいない場合、新郎の方も呼ばないなどとすることがあったり、同年代でワイワイした結婚式にしたいから、気を遣う人は呼ばないでおこうなどと決めることもあります。
これも時代と共に変化しており、昔は会社の上席を呼ぶことは当たり前でしたが、最近は変わっています。
ただ、結婚式に呼ぼうが呼ばなかろうか、結婚式後も同じ会社に属していれば、いずれ結婚式を行なったことはバレるので、その時に気不味くならないように呼ぶ!と判断する人もいるでしょうし、普段からお世話になっていて、呼びたい!と思う人もいると思います。
呼びたい上席と呼びたくない上席がいる場合に、「呼ぶたい人だけ呼ぶのか」、「特定の上席だけ呼ぶようなことはできないので、全員呼ぶのか」などは判断が難しいです。
また、上席をもし呼ぶのであれば、基本的には、一番上座のテーブルになるので、テーブル構成に多少影響がでます。
まとめ:自分・親族・友達にとって最高の結婚式にしましょう
ここまで、結婚式の参列者選定の際に気を付けることをまとめてきました。
結婚式は、自分たちだけでなく、いろんな人が関係する重要なイベントです。
きてくれる方に、失礼・粗相のないように、参列者選びも含めて、慎重に進めてください。
その結果、皆さんにとって、最高の結婚式になるでしょう。