結婚が決まったら、両家の顔合わせは必須でしょう。
両家の顔合わせしない夫婦っているんですかね、基本すると思います。
今回は、そんな両家の顔あわせについて、気を付けることをいくつか紹介します。
両家顔合わせとは
まず、両家顔合わせとは、何かを少し説明させていただきます。
結婚・入籍が決まったら、2人だけの問題ではなく、家族と家族も繋がりを持つことになりますので、両親同士の引き合わせを行う場です。
結婚の挨拶で、本人達(夫婦)が、それぞれの親にすでに会っていることが多いですが、お互いの両親の初対面になりますので、多少緊張感はあります。
お互いの両親を紹介し合って、どんな家族なのかなどを共有するような時間になります。
時間は、特に決められてはいませんが、2時間〜3時間程度が多いのではないでしょうか。
両家顔合わせで気を付けるコト
早速、紹介していきましょう。
個室を選ぶ
お店選びは、顔合わせにおいて非常に重要です。
もちろん、両親ではなく、夫婦が選びます。
意外と、両親はどんなお店を選ぶのか、楽しみにしていたり、センスを見たりしてるので、意外と重要です。
いうまでもないですが、ファミリーレストランのようなお店だったらどうですか?
さすがに、センスを疑いませんか。
なので、夫婦間で話し合って良さそうなお店を決めてください。
周りの音をできる限り遮断して、話に集中できるように、個室を選ぶのが基本です。
また、個室も狭い処ではなく、4人(4人ではないケースもあるかもしれませんが)がゆったりと過ごせるスペースを確保しましょう。
お昼の方が好ましい
顔合わせの時間帯については、特に決まりはないですが、お昼〜夕方にかけて行うことが一般的には多いです。
お昼はなかなか都合がつかない場合、夜でもいいのではないでしょうか。
お昼でも、お互いの家族がお酒が好きであれば、飲んでも構いません。
むしろ、少しお酒を入れることも解れますし、距離が縮まる可能性もあります。
ただ、飲みすぎて悪酔いしてしまうのは、印象悪くなってしまうので、普段よりも少し抑えて飲んだ方が良いでしょう。
正装で行く
服装は、正装で行きましょう。
男性はスーツで、女性は派手ではないワンピースなど、カチッとしたものを着ましょう。
派手ではないと言いましたが、黒ずくめでいくと、喪っぽくなるので、黒でなくても全然構いません。
男性は、結婚挨拶の際に、スーツで行っているかと思いますので、しっかりしたシーツがない可能性は少ないかと思いますが、もしなければ購入しておきましょう。
女性は、パンツとスカートで迷う方もいるかもしれませんが、スカートの方が好まれる印象です。
スカートにする場合は、短い丈ではなく、膝下あたりで履くようにしてください。
履き物もスーツやワンピースなど正装に合わせたものにしましょう。
印鑑の有無
印鑑ですが、夫婦の印鑑ではなく、両親に持ってきていただく印鑑になります。
印鑑は、両親に婚姻届の証人になってもらう場合に必要になりますので、特に証人になってもらうなどがないのなら、印鑑は不要です。
実家の近くに住んでいる場合は、いつでもいいのですが、遠方の場合は、会う機会も少ないので、顔合わせの際に印鑑を持ってきてもらい、その場で書いてもらいます。
婚姻届を実家に郵送して、送り返してもらう方法もありますが、なんだか味気ないので、せっかくなら目の前で書いてもらった方が気分は上がります。
そのため、両親に事前に持ってきてもらうようにお願いしておいてください。
支払い方法
支払いについても特に決まりはないです。
基本は、夫婦が両親の分も全て払うのですが、そうでないケースもあります。
その場は、夫婦で支払うのですが、後から両親がお金を返してくれる、振り込んでくれることも多いです。
夫婦で払うのであれば、両親にもそれは伝えておきましょう。
伝えておかないと知らぬ間に、どちらの両親が支払うを終えていて、もう片方の両親も気を遣い、半分支払うみたいな状況が起こります。
そうなると、気を遣い合って、平行線を辿るので、その場でどのように支払うかは事前に決めておいた方がスムーズです。
もし、コース料理でドリンクも込みであれば、値段が確定するため、少し先に行って、支払うを終えてから、両親を待っても良いかもしれません。
手土産の有無
これもなかなか難しいなのですが、両家とも手土産を渡し合う慣習があります。
これは私たちのケースでお話ししますが、手土産がナシにしました。
「ナシ」と言っても、気を遣って、持ってきてしまう両親もいます。
それでも、「絶対持ってこないで!」といい、完全にシャットアウトしました(笑)
お互いの手土産の値段感を揃えるのも大変ですし、好みを探って持っていくのも一苦労なので、もうやめました。
手土産アリでも全然良いと思うのですが、手土産によって、お互いが気を遣うことのないようにしましょう。
しおりの作成
しおりの作成も意見が分かれるでしょう。
顔合わせの流れ、自己紹介、家族紹介、2人の出会いなどを記載したしおりを作成して、顔合わせが円滑に進行するように作成されます。
私たちは、特に必要ないと思ったので、作成しませんでした。
両親なので、赤の他人でもないので、しおりを作らなくても、ある程度問題なく話せますし、しおりに書かなくてもその場で全部話せば良いかな、と感じました。
そのため、しおり作成が慣習としてあるのは知っていましたが、私たちは不要と判断しました。
慣習などに厳しく、「顔合わせでは、しおりを作成するのが当たり前!」のような両親の場合は、作成した方がよいかもしれませんが、そのあたりを考慮するのかも含めて、夫婦個々の判断かな、と思います。
時間厳守
絶対に時間に遅れないようにしましょう。
自分たち(夫婦)のために、両家の親が時間を作ってきてくれているので、失礼のないようにしてください。
また、自分たちが時間に遅れると、初対面の親同士だけの空間になり、少し気まずいかもしれません。
そのため、電車で行く場合は、それほど時間がズレることはないかもしれませんが、車で行く場合は、渋滞も加味して早めに出るようにしてください。
まとめ:両家顔合わせ前に相談してから臨みましょう!
ここまで、両家顔合わせの際に気を付けることについてまとめてきました。
ルールではないですけど、いくつか守るべき事項はあるので、そこは抑えてから臨むようにしましょう。
両家の親に失礼のないように、最低限のマナーは守り、両家の親睦を深める楽しい時間にしてください。